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認知症の2つの種類

認知症とは、いったん正常に発達した人の知能が、何らかの脳障害によってさまざまな面で低下し、それまでのような日常生活の営みが困難になった状態をいいます。症状はさまざまですが、記憶障害が起こり、記憶を思い出すことができない、また、新たなことを覚えることができないなどの症状が出ます。たとえば、ニンジンやトマトなどの身近な野菜の名前が思い出せないといったことが起きたりします。また、現在の年月や時刻、自分がどこに居るかなど基本的な状況が把握できなくなるなどの、見当識が喪失された症状が出ます。そして、状態が悪化すると、人格まで変わってしまうようなこともあります。

認知症は発症の原因や症状の違いによってアルツハイマー型認知症と脳血管性認知症の2つに分けられます。

アルツハイマー型は、初老期あるいは高齢期に起こり、脳の神経細胞が病的に老化し、脳は次第に萎縮していきます。病状を回復させる決定的な治療法は現在のところまだ確立されていません。

一方、脳血管性は、脳梗塞や脳血栓、脳出血などの脳血管障害を起こすことで発症します。中でも脳梗塞による発症が最も多く、脳血管性認知症の7割以上が脳梗塞の後遺症によるものです。ですから、脳血管性認知症の予防には、脳卒中を起こさないための高血圧や糖尿病などの予防と治療が求められます。認知症を予防する食べ物こちら